Dream Japan



Vol.34


"Destiny Draft 2018 & The Future of Giants!"

- 運命のドラフト2018とジャイアンツの未来!


(2018/09/09)


◆"Destiny Draft 2018 & The Future of Giants! ":


"運命のドラフト2018とジャイアンツの未来!"


「巨人が好きです。入りたいです。」ーこの純粋な一言が、第100回大会夏の甲子園記念大会決勝まで、県予選から1517球を投げ抜いた金足農業高校エース、吉田輝星投手から発せられた。

100回大会の主役は二刀流の根尾、走攻守三拍子揃った藤原らを擁する大阪桐蔭高校だったはずだ。しかし、県立高、しかも冬の雪の影響で練習がままならない東北、秋田の金足農業高校が、普段は豚を育て、蝉を背中に背負いながら、ミラクルを起こし、決勝の舞台まで、昇りつめたため、判官贔屓の好きな日本人の心をうった。

"職業選択の自由"が民主主義では国民の権利だが、獲得を希望する好きなチームに入れるサッカーと違い、野球には与えられない訳ではないだろうが、定着しているドラフト制度もある。逆指名制度も廃止されて好きな球団に必ずしも入れない現在の制度だけに、波紋を呼ぶため、主体的な発言は避ける慣習があるが、インタビュアーからの質問に答える形で発せられたこの言葉で、野球界が大きく動いたのは事実だ。

スーパーエリート集団として、主に西日本、近畿、九州、四国、東海地区らを中心に全国区の中学生野球エリートが集まったのが大阪桐蔭高校で、PL超えの大会新記録の本塁打数、初の春夏連覇二度など、その実力を存分に見せつけた。

一方の金足農業高校は、県大会を吉田が5試合すべて完投で甲子園への切符を手にした。そして甲子園1回戦から、決勝までの軌跡は以下の通りである。


1)初戦鹿児島実業戦5-1:巨人で15勝の定岡、杉内、本多ら輩出の名門高校であり、NHK大河ドラマ「西郷どん」で薩摩が湧く中、吉田が伸びのあるストレートで甲子園で名門鹿実を驚嘆させる14奪三振で勝利した!

2)二回戦大垣日大戦6-3:13年前に負けており、その勝利でOBの敵討ち。13年ぶりの出場だけに関係者を喜ばせたが、吉田が13奪三振で見逃し9個と快投を見せた。セミがついたまま三塁打の菊池彰君でも話題に。

3)三回戦横浜高戦5-4:釣りが趣味の6番高橋が初本塁打となる逆転3ラン。言うまでもない松坂、筒香ら輩出の名門校を撃破した!吉田は一時同点となる2ランに、14奪三振と3試合連続二桁奪三振。

4)準々決勝近江高戦3−2:二回戦でセミが背中についた菊池彰くんが二塁から一気にホームへの2ランスクイズでサヨナラ勝ち!吉田は4試合連続二桁の10奪三振。

5)準決勝日大三高戦2−1:34年前に金足農業と準決勝を戦ったPL学園OB桑田投手の始球式で始まった試合は、日大三高キャプテンショート日置、そして河村、中村、2年の井上、広沢ら強力投手陣とそれをリードする二年生捕手佐藤英雄くんらが活躍の名門校を吉田が抑えた!

6)決勝大阪桐蔭戦2−13:初回に中川、藤原を連続三振に仕留めたが、暴投と6番石川のタイムリーで35球を費やし、11試合連続で疲労が見えた吉田は宮崎、根尾のホームランなどで力尽きた。つくづく、決勝戦は、土日開催にして2日以上空けるなど日程的な考慮も欲しいものだ。


11試合目で力尽きたとはいえ、見事な投球、伸びのあるストレートを中心とした組み立て、日大三高戦では疲労もあったが変化球・緩急を有効に使い、フィールディングやけん制のセンス、本塁打を放った打撃、三振を取れる能力、スタミナ、そして絶対勝つというメンタルの強さを含め、まさにエースにふさわしい投球で、秋田県勢103年ぶりの決勝進出、全国のファンも味方につけた。

そんなニューヒーローが、ON最強ジャイアンツ時代、80年代の視聴率20%超え原・中畑・篠塚・江川・西本らスター軍団時代、斎藤・桑田・槇原3本柱時代、松井、由伸ら生え抜き強力打線時代、小笠原・ラミレス・慎之助捕手時代らを経て、近年優勝から遠ざかっている「ジャイアンツが好き」という告白をしたのだから、驚きだった。

上位は逆指名制度が実施された時代もあったが、大谷、清宮ら大物選手もそのようなジャイアンツ愛を表明したことがなかっただけに、吉田を狙うチームの方針も左右しかねない一言は、話題となっていった。


"State-of-the-Art"point

"12球団のドラフト戦略は?"


主なドラフトの上位候補一覧は以下のような選手があがるだろう!高校生に逸材が多いと言われるが、大学、社会人は投手以外、不作とも言われている。

とはいえ、即戦力は4年ないし、3年、鍛錬で力をつけた大学、社会人も多かろうが、10年、15年とチームの主軸として長期戦略を支えるとしたら3〜4年の育成期間はかかるとしても、高卒ドラ1は、依然として高いポテンシャルのある選手が多く魅力がある。


・高校生:

大阪桐蔭 根尾昂 投手、内野手、外野手 右投左打

大阪桐蔭 藤原恭大 外野手 左投左打

大阪桐蔭 柿木蓮 投手  右投右打

大阪桐蔭  横川 凱   投手  左投左打

大阪桐蔭  小泉航平   捕手  右投右打

報徳学園 小園海斗 内野手 右投左打

埼玉栄 米倉貫太 投手 右投右打

早稲田実業 野村大樹 捕手・内野手 右投右打

花咲徳栄 野村佑希 外野手 右投右打

高岡商   山田 龍聖  投手    左投左打

浦和学院 渡邉 勇太朗  投手   右投右打

健大高崎 山下 航汰   内野手  右投左打

常葉大菊川 奈良間大己 内野手  右投右打

智弁和歌山 林 晃汰  内野手  右投左打

浦和学院  蛭間拓哉   内野手  左投左打

横浜   斎藤 大輝   内野手  右投左打

近江    北村恵吾  外野手   右投右打

金足農業  吉田輝星  投手   右投右打 


・大学生:

東洋大  梅津晃大   投手  右投右打

東洋大  上茶谷 大河  投手  右投右打

東洋大  甲斐野央 投手  右投右打

日体大 松本航 投手 右投右打

富士大 鈴木翔天 投手 左投左打

法大 菅野秀哉 投手 右投右打

早稲田大 小島和哉 投手 左投左打

日大 長沢吉貴 外野手 右投左打

立命大 辰己涼介 外野手 右投左打


・社会人:

大阪ガス 近本光司 外野手 左投左打

パナソニック 吉川峻平 投手 右投右打:メジャー入り表明も難航中

JR東日本 永谷暢章 投手 右投右打

Honda 斎藤友貴哉 投手 右投左打


以上は主な候補だが、トップ1〜3位で消えると言われる逸材たちだ。

しかし、ここでは、上記の候補の中でも、トップランクのポテンシャルを感じる3人の超高校級選手に敢えて焦点を絞ることとしよう。

「もしも、吉田、根尾、藤原の3選手の中からドラ1を選んだら?」という視点で、12球団の戦略、そして吉田にラブコールを受けたジャイアンツの未来戦略を想定してみよう!



ジャイアンツは誰をとる?吉田、根尾、藤原?


まず、チームの戦力上、吉田を必要としているチームは、楽天、日ハム、ヤクルト、そして巨人、阪神である。

西武、オリックス、千葉ロッテらも必要とされるし、どの球団も欲しい選手だが、戦力的優先度からは、根尾、藤原を優先すべき理由もあるため、以下で各球団の事情を見て行こう。

      


まず、”球界の盟主”復権に向けてジャイアンツは吉田を指名すべきだ、とも言える。

ご存知の通り、江川、KKらに代表される高校スター選手とジャイアンツの運命のイタズラは大きな社会問題にもなった。

しかしそれはON全盛期後、ミスターの全力プレーと超絶のユーモア溢れるファンサービス、王さんの世界記録らのあった後であり、当然、巨人ブランドへの愛着の強さも並々ならぬ時代だった。

スポーツも娯楽も多様化された現代において、全試合で熱投を見せた甲子園のニュースターがジャイアンツ愛を宣言したのだから、状況は違う。

元々、ジャイアンツは二刀流で学力も高いエリート、文武両道の根尾を一位指名するのでは?という噂があった。しかし、ここにきて状況がかわった。

もっとも、戦力的には、岡本が3割30発100打点を期待できるまで成長した今、もう一人、20代前半で20〜30発、.280〜3割、さらに20〜40盗塁も期待できる4番岡本の前を打つ3番として、藤原が獲れれば、3、4番は”OF砲”で10〜15年は打線の中軸が出来て安泰かもしれないし、坂本も1、3番を藤原と状況を見て交互に対応できるし、センターラインの強肩、俊足、和製スラッガー候補、岡本と対称の左の3番打者候補でまず10〜15年の黄金時代の礎が築ける可能性がある。

そういった点では、まずは藤原を推す。和製大砲候補のしかも左打者が不在だ。外野は亀井、長野が高齢化し、陽も.290、25発、47盗塁というかつてのベストパフォーマンスから程遠い成績を残している現状からは、外野手のセンターラインや右翼の中核を担える”強打のスラッガー”として藤原という選択肢も、当然、悪くないどころか、清宮、村上という高校野手を昨年逃したトラウマさえも走攻守の面で、払拭できるだろう。

重信や和田恋らの成長も期待されるが、双方と藤原を比べても守備やポテンシャルは藤原が上で、重信は最低限3割以上残せるか、また守備は平均的で強肩でもなく、陽や長野の方が上である。脚力からは鈴木尚や後藤らに近い傭兵で、今は相対的なジャイアンツの打者の力が落ちているのでレギュラーもはれるが、以前ならジョーカーとしての起用だったかもしれない。ファームには、似たタイプで松原という将来の盗塁王候補もいる。

和田恋は、長打力に期待と、確実性が増すか?と言う課題はあるが、岡本と右同士を並べるか?と言うバランスもある。

台湾ラミゴ・モンキースで活躍する王柏融は欲しい存在だが、外国人枠が一つ減るため、ONしかり、”和製の左右の3、4番”で岡本と10年の計を支える若手主軸打線を組めるのが本当は、ベストだ。

油の乗り切った丸は坂本と同世代の29歳で、岡本と和製主砲として左右のバランスは良くなるが、5年は活躍しても、10年岡本と3、4番を打てるか?は不明だし、そもそもFAで移籍したいか?が現時点でははっきりしない。

藤原なら、大阪出身も兵庫のキャプテン坂本、堺出身、世界の小林、ムードメーカー石川慎吾、隣国奈良出身の4番岡本らもおり、問題ないだろう。

広島前田、SB柳田、阪神新庄や糸井らに近いタイプとしての成長モデルが期待できる。

根尾の場合はどうか?

親会社が読売新聞社で知的情報産業という性質上、根尾のようなインテリジェンスのある選手は元々は欲しい選手の最上位に位置していただろうし、早くも、将来のコーチ候補だ。

かなり1位有力と思われていたのは、他にも中日で、隣県の岐阜出身のショートストップと、投手としても一線級で、外野も守れる脚力もある。

ジャイアンツ入りしたら、30代に差し掛かる坂本を徐々にサードにコンバートし、二遊間を吉川と組んでレギュラーをとれる逸材だ。肩の強さから、外野も問題ない極めてユーティリティ性の高い選手だ。

打者としては、イチロー、生涯打率3割越えの篠塚、中日の立浪、ヤクルト青木ら巧打者タイプとして大成する可能性がある。藤原の方が現時点で筋力があるが、確実性では、根尾が上だ。

4番岡本と想定すると、2番や1番、また数年後に3番など、1〜6番あたりが想定される。マギーや岡本もサードを守れるが、内野を坂本、吉川、根尾で守備を強固にするのもよいだろう。


元々はジャイアンツのスカウト戦略も、ドラ1は上記の2名のいずれか想定で、あるいは大学、社会人なら、即戦力投手を、と思っていたはずである。

しかしそこに彗星の如く現れた吉田がジャイアンツファンだ、とこの時代に公言して、ドラ1候補に名乗りをあげることになった。

吉田を初めて見たとき、「今大会のNo.1投手では?」とすぐに思ったが、大阪桐蔭柿木や浦和の渡邊、2年生では創志学園西や、日大三高の井上、広沢ら馬力のありそうな投手と並び、評される程度だった。

しかし、あれよあれよと強豪校を撃破し、決勝に駒を進め、伸びのあるストレート、スタミナ、メンタリティからは、やはり、吉田がエリート高校球児の中でも突出した選手であることを結果で証明してみせた。

ジャイアンツは救援陣が心許ない現状からしたら、完投能力のある投手は欲しいところだし、エース菅野と10以上離れた次の世代のエースとして早い段階でローテーションが組めれば、今後10年の戦略にも関わる。

幸い、今、コマ数だけはいる。菅野、メルセデス、今村、内海、ヤングマン、吉永、山口、田口ら。しかし、計算のできる投手はというと、菅野だけだ。

裏ローテの先発や、ぜい弱なセットアッパー、クローザーからキャリアをスタートしても良いだろうし、できれば菅野が衰えを見せる前に、10勝、15勝が計算できる投手に育ってもらいたいところだ。

ここ30〜40年のジャイアンツの投手の中では、江川のようなストレートと、斎藤のようなスタミナを有しており、さらに精緻なコントロールや投球術を磨けば、エースになる可能性を秘めた逸材だ!

何より、このメジャー中継がある時代に、「ジャイアンツ・ファン」を公言できる堂々たるメンタリティもラブコールを受けた巨人軍はどう評価するのか?今から10月25日が非常に楽しみだ!

藤原をとっても人気と岡本とのOF砲が期待できるしセンターラインの強化にも繋がるだろう。根尾をとっても、攻守の要としてチームに有益な選手となろう。

そしてやはり吉田も、最上位候補だ。今、巨人に必要なのは、全身全霊を愛するチーム、仲間のために捧げられる強いメンタリティを持った選手なのだから。


"11球団のドラフト戦略は?"

では一体、どこが吉田を、そして、根尾、藤原を、1位指名するか?各球団の事情を洞察してみよう。


1)広島

内野に田中、菊池、安倍、エルドレッド、西川、小窪、松山、堂林、若手は中村奨成、坂倉らがいる。

外野はFAの権利を得た丸次第だが、鈴木、バティスタ、野間ら20代の中心選手がいる。

堂林、下水流はトレードで他のチームに行けば、レギュラー候補だろう。

投手も野村、大瀬良、ジョンソン、九里、岡田、藪田、アドゥワらがおり、吉田はチームでどうしても足りないピースではない。

馬力のあるピッチャーを近年とっているのでその可能性はあるが、3人の中でいえば、内野の主軸、田中、菊池が30代になるため、根尾だろう。1、2番候補にもなり、内野を田中、西川、安倍、菊池らと争わせたいところだ。丸が抜ける確率が高くなると、藤原もある。


2)ヤクルト

内野に山田、川端、畠山、坂口、西浦、若手に*奥村、村上らがいる。

外野バレンティン、青木、雄平、坂口、上田ら

外野が年齢層が高いが、山田のメジャー挑戦や、狭い神宮という点、投打のポテンシャルでは、根尾。

ただし、交流戦を優勝するなど、パリーグとも引けをとらない打線はあるだけに、投手力強化が中心なら、吉田や大卒、社会人の即戦力投手優先、また根尾の二刀流を選択肢に入れるのも甲子園の元優勝投手、小川監督なら、考えるかもしれない。


3)阪神

内野北條、糸原、陽川、原口、西岡、ナバーロ、鳥谷、大山、ロサリオ、梅野ら。

外野は高山、伊藤をどう育てるのか?かつてのドラ1だ。中谷、上本らも同じだ。福留、糸井、江越らもいる。

投手は藤浪というかつての超大物の伸び悩み。メッセンジャー、能見、岩貞、岩田、秋山、小野らがいる。

チームカラーからしたら、猛虎打線と、金本監督の育成好きから超高校級の藤原の指名という噂が出た。大阪の藤原か、兵庫出身の辰巳の指名もあるだろう。

本来は、即戦力の先発投手も欲しいところで、吉田や、大学・社会人も視野に入れたいだろう。


4)DeNA

内野ロペス、FA獲得した大和、宮崎、ソト、倉本ら。かつてのキャプテン石川は勢いが落ちているが、トレードもあり得るか?

外野は筒香、梶谷、桑原、神里、荒波、乙坂、期待の大砲候補の細川ら。

投手は昨年清宮指名を避けて一本釣りした東がエース級の活躍で、井納、石田、砂田、今永、パットン、ウィーランドら。

根尾のような選手が不在だけに、幹部候補としても欲しいところだ。かつての石井、高木豊の様なリードオフマン候補だ。吉田もいいだろうが、横浜の浜風に乗って本塁打の多く出るバッターズ・フィールドで育てられるか?少し不安だ。

ただし、昨年の清宮ドラフトでも、即戦力の左腕、東を一本釣りしただけに最後まで誰を指名するか、分からないところだ。


5)中日

内野高橋周平、京田、ビシエド、堂上、荒木、石垣ら。

外野平田、大島、藤井、アルモンテ、モヤら。

投手大野、ガルシア、小笠原、松坂、吉見、山井、鈴木、柳、成長株の藤島ら。

近年、下位に沈んでるだけに、投手も野手も欲しいだろうが、野手は荒木の後継者、また岐阜という愛知に近いスター候補生として根尾という噂がある。

以上、セリーグだが、根尾が1番人気では?というのが想定だ。根尾の可能性があるのが中日、ヤクルト、広島、DeNA、元々は巨人も最上位か。藤原は阪神か。当然、3名以外の一位指名はある。

次はパリーグを見ていこう。


1)ソフトバンク

内野今宮、牧原、マッチ松田、内川、グラシアル、本多ら。

外野上林、柳田、中村、デスパイネら。

投手千賀、東浜、武田、石川、大竹、中田、寺原、田中、和田、バンデンハーグ

実に戦力が充実している。

補強ポイントとしては、根尾が二遊間候補か。右投手は多く、昨年のドラ1吉住、一昨年の田中も右だけに、吉田は王会長も見送るか。藤原は柳田に憧れているという話もあるが、外野に比べ、内野は牧原が好調なものの、内川、松田の高齢化が気になる。

ただし、傾向的にはスラッガー候補や、右の本格派投手の指名がどうやら、多い。


2)西武

内野山川、源田、浅村、中村、外崎、森ら。

外野秋山、能代、金子、栗山、外崎ら。

投手菊池、多和田、榎田、十亀、ウルフ、また、高橋、今井ら甲子園優勝投手もいる。

秋山以外の外野強化では、藤原か?FA取得の浅村次第では、根尾もありか?

打線はリーグ最強クラスだが、高橋、今井ら高校からのエース候補をまず育てる必要があり。

菊池がMLBに抜ける可能性がある点では、本来は、防御率が12球団でもワーストクラスの即戦力投手が欲しいのは明白だ!<.p>

吉田は高橋、今井とさらに3枚も高卒の右投手を並べて育成すべきか?には疑問があり、大卒、社会人即戦力の一本釣りは現実味がある。


3)楽天

内野今江、茂木、藤田、銀次ら

外野、田中和、岡島、聖沢、島内、ペゲーロ、オコエら

投手則本、岸、美馬、古川、藤平という浜高のエースで、育成中だ。そして何より、田中将大という高卒エース育成の先例もある。

本当は内野の強打者が欲しいところであり根尾などだろうが、投手も則本、岸の次が弱く、東北出身のエース候補という点では、吉田を1位指名することはあり得るだろう。


4)オリックス

内野中島、安達、白崎、マレーロ、小谷野、福田、西野ら

外野吉田、T岡田、宗、ロメロ、後藤、小田裕也ら

投手金子、西、アルバース、山岡、松葉、山崎、ディクソン、東明ら

根尾だろう。内野が高齢化していてかつ、打力が弱い。内野のイチロータイプの根尾は欲しいところだ。地元の小園も可能性はある。

即戦力の大卒、社会人の投手をとる可能性もある。吉田を戦力として見た際に、どう捉えるか?だ。


5)日ハム

内野中田、レアード、中島、杉谷、横尾ら

外野西川、アリシア、太田、浅間、近藤、清宮ら

投手有原、上沢、村田、高梨、マルチネス、藤岡ら

大谷、ダルビッシュに匹敵する逸材という評価なら吉田だが、当初は根尾だったはずだ。

二刀流育成の実績と、内野の打力強化、投手の補填を満たすのは、根尾だからだ。藤原もポテンシャルは高いが、岡を出したように、外野は数が多いのが難点だ。


6)ロッテ

内野安田、平沢の高卒ドラ1をまだ育成中。鈴木大地、井上、中村、藤岡ら

外野荻野、角中、清田、伊志嶺、岡、また平沢ら

投手石川、涌井、ボルシンガー、唐川、佐々木、成田翔*秋田商業ら

Weak Pointを補う点では、藤原はあり得る。10年、15年顔になるスラッガーかつ、走攻守に優れた選手が本当は欲しいところだ。平沢の外野起用もしているが本来は期待の若手内野手だっただけに寂しいところだ。阪神同様、辰巳の指名もあるだろう。

パリーグでもやはり、意外と藤原1位は少ないのか?ただし、ボルシンガーの移籍可能性次第では、吉田もあるか?

集客の目玉という点では、吉田もありだが、井口は自身の経験から、大学出身選手が伸びることも知っている。

唯一、金足農業の中原監督は、井口の2つ上の青学の先輩というホットラインを考慮するか、それとも打者補填優先か?


根尾に、ソフトバンク、オリックス、日ハム、藤原に西武、ロッテ、吉田は楽天だが、弱点強化では、根尾もあり得る。

再び、12球団の3人に対するチームの状況から指名の優先度が高い選手を整理してみよう。


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・根尾:ソフトバンク、オリックス、日ハム、中日、ヤクルト、広島、DeNA

次点候補巨人、西武、阪神、楽天

・藤原:西武、ロッテ、阪神

次点ソフトバンク、オリックス、日ハム、ヤクルト、広島、巨人

・吉田:楽天、巨人

次点ヤクルト、広島、DeNA、西武、ロッテ、日ハム

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以上、各チームの戦力事情を見てきたが、3人の中では、各チームは最も根尾が欲しいのでは?という想定がなされた。理由は守備だけでなく、”打てる野手”という事と、内野、外野、投手というユーティリティ性の高さだ。

最終的に投手優先や、大学、社会人の即戦力優先のチームもあるだろうし、戦力バランスを度外視しても球団がどうしても欲しい選手を優先することもあり得るだろう。

3人の中では、投手も内野も外野も出来る根尾が頭一つ抜けて、吉田が決勝まで進むスピリットを見せたことで追いかけている状態で、藤原は戦力事情的には、多くて2〜4球団、ロッテ、西武が有力、阪神、広島、吉田のラブコールがなければ巨人もあったが、もしかすると競合を避けて大学、社会人狙いのチームが出たら、一本釣りの可能性すら、ある。

走攻守にポテンシャルの優れている藤原だが、打率、確実性の面で藤原が時間を要する可能性もあり、じっくり育てれば大成する能力があるが、即戦力を好むとなると、他の選手を指名する可能性もある。

まだ今後のFA選手を含めた動向が不透明な部分もあるが、丸や浅村らの動向次第では、ドラフト指名優先度も変わるだろうし、ここに大学では東洋大の3投手、日体大松本、立命大辰巳、高校では、渡辺、柿木、小園、野村、社会人の近本、斎藤らが1、2位あたりに入ってくる可能性があるであろう。

何れにしても、プロ志望届を出したとしたら、吉田、根尾、藤原の帽子、ユニフォームの色がもうすぐ決まり、その他の選手を含めて新しい戦力が揃っていくとなると、今から非常に楽しみである!

村上、安田、中村らがいたが清宮に7球団が競合し、実質、1強だった昨年と違い、今年は少なくとも、3チームは大金星、大恩恵に預かれるだけに、12分の3+その他の実力ある選手も今年は多く、どこに行くか?楽しみで、そしてどこに行っても、野球に集中して、球界を代表する選手として順調に育ってくれることを願ってやまない!




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