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勝利の美学


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(2022/01/01)


◆"Destiny Draft 2020-21 & The Future of Giants! ":


"運命のドラフト2020-21とジャイアンツの未来!"


2021年シーズン、ジャイアンツファンにとっては岡本和真の2冠王以外、これといって良いニュースはなかった。戦力を上積みして日本一を目指すと思いきや、むしろAクラスギリギリの3位で後退したシーズンだったがドラフトを含め、補強戦略が機能したヤクルトの日本一とも比べ、振り返って2022年の日本一のための布石としたい。

コロナ禍で不透明なドラフト会議が2020-21年と続いたが近年のドラフトから活躍した選手を追うと、ここ2年での各球団のスカウトや首脳陣のドラフト戦略の優劣がはっきり分かる。

ジャイアンツは、2019-20年ドラフトでの獲得選手から一軍に定着した選手は実に、ゼロだった。"将来を感じさせる補強"という言葉で少しの慰めにはなるだろうが、結果は2021年、3位で後半の大失速で、負け越し。他球団はともかく、"常勝"を期待されているジャイアンツにとっては、この結果は、ギリギリのラインでしかなく、負け越しもあり、これがもし続くと、多くのファンも納得してはくれないだろう。

岡本和真が4番を全試合で張って、後半に疲労もあり、失速したとはいえ、2年連続の本塁打王、打点王は王さん以来の快挙なのだから、岡本の更なる活躍もさることながら、それ以外の選手の奮起がチームとしては重要だ。

2019年のドラ1、奥川、2017年のドラ1、村上が成長して、主軸になってセリーグ優勝、日本一にもなったヤクルトとは、対象的だった!

もっとも、奥川も、村上も、ジャイアンツも指名していたが「くじ運がない」、というのもありはしたが、サッカーW杯のような「ポッド式の動くボールのくじ」に変更すれば、ランダムさがより増して、先にクジを引かれる事での残りくじ度合が減って公平性が増すであろうか?

弱いチームから引くという順番もあるが、上の方に当たりクジの紙がある傾向があったりするのだろうか?NPBのクジ方式にも、もっとランダムになる仕組み、新しい改善が必要なのかも知れない。今時、ウィルス、細菌、手垢のつきやすい "紙"も、ウィズ&アフターコロナでは、相応しい訳ではないので2022年ドラフトからくじの方式については、見直してはどうであろうか?1チームが10連敗以上もする現行方式もどうも、不可解ではある。

そして、2019-20年の2年間でのドラフト会議からの新人王と、主な活躍選手が以下だ。

2020年新人王セリーグ:森下 暢仁 (広島)、パリーグ:平良 海馬 (西武)

2021年新人王セリーグ:栗林 良吏(広島)、パリーグ:宮城 大弥(オリックス)

2021年は激戦で、セリーグは奥川(ヤクルト)、阪神は当たり年で、6位中野拓夢(阪神)、1位佐藤輝明(阪神)、2位伊藤将司 (阪神)、そして、大卒で堂々の3割20本超えの牧(DeNA)らもいた。

パリーグは伊藤大海(日ハム)、早川隆久(東北楽天)、紅林弘太郎(オリックス)、五十幡亮汰(日ハム)、若林楽人(西武)、「令和の怪物」佐々木朗希(千葉ロッテ)なども存在感を放った。

2019年ドラフトでは佐々木朗希、森下、奥川がビッグ3と言われたが、いずれも2021年までに台頭した。

オリックスは石川昂弥、河野竜生を外して指名した宮城大弥が2021年に大成したのだから、スカウト冥利に尽きるであろう、大当たりだった。2位の大型遊撃手、紅林弘太郎も後半はレギュラーとしてオリックスの2021年の優勝に華を添えた。

ジャイアンツは2019年ドラフトでは、1位から、堀田賢慎、太田龍、菊田拡和、井上温大、山瀬慎之助、伊藤海斗と高校生や高校から社会人の20歳以下の若手選手中心のいわゆる、"育成ドラフト"という戦略だったとはいえ、育成枠側のドラフト1位の平間隼人も含めてやはり最低1名は、一軍定着して欲しかった。育成2位の加藤壮太は何と、早々と戦力外通告を受けた。


2020年ドラフトはコロナ禍真っ只中で、評価がしずらかったとはいえ、各チームでは、栗林良吏(広島)、中野拓夢(阪神)、佐藤輝明(阪神)、伊藤将司 (阪神)、早川隆久(東北楽天)、伊藤大海(日ハム) 、牧秀悟 (DeNA)、五十幡亮汰(日ハム)、若林楽人(西武)らが1年目から、台頭している。

1位指名で佐藤輝明を外したジャイアンツは、平内龍太 、山崎伊織、中山礼都、伊藤優輔、秋広優人、山本一輝 、萩原哲 そして、育成は、何と12人も獲得したが、何れも台頭せずに終わった。

光明があるか?と言われれば、この2年のドラフトで、堀田賢慎と山崎伊織投手はトミー・ジョン手術からようやく復帰予定で、秋広と菊田が本塁打をファームで徐々に打ち出し、伊藤海斗と、中山礼都はファームで一応、与えられた少ない機会の中で、3割を上回る打率を残した!高卒は大学を卒業する位の年齢の体の出来上がる3、4年での成長を期待という点では、.310-.330以上ファームで打ち、かつ本塁打もある程度打てて、守備がしっかり守れれば、1軍のチャンスがあるし、投手も2点台以下、クイック、安定感、イニングを稼ぎ、スタミナがつくなどであればチャンスがあるだけに2022、2023年こそがまさに彼らにとっては、勝負だ!

ただし、この2年で誰一人、一軍定着する選手が不在という結果はやはり、ジャイアンツとしては致命的だったし、チームの戦力になる選手の成長、上積みがなかったと言っても過言ではない。



・プロ野球ドラフト会議 2019



・プロ野球ドラフト会議 2020


そして、2021年ドラフトでは、一気に"投手"獲得に傾倒し、No.1左腕の呼び声高かった、隅田知一郎を外した後は、(翁田)大勢(関西国際大学)、山田龍聖(JR東日本) 、赤星優志(日本大学) 、石田隼都(東海大学付属相模高) と投手を一気に指名。そして、外野手の岡田悠希(法政大学)を挟んで、また投手の代木大和(明徳義塾高) 、花田侑樹(広島新庄高) をその後指名し、育成枠では10名を獲得した。

ドラフト上位7名中6名が実に投手。右、左、右、左、野手の岡田を挟んで、左、右とバランスよく獲得。上位3名は大学、社会人出身。150km/h以上の速球のある大勢は変則でシュートなどもあり、先発、抑え、双方適性がありそうだが、まず、先発を想定している様だ。また左腕山田も同じく速球派で、スタミナもあり、先発に定着して欲しい期待がある。

赤星は2名と違い、コントロール投手で、プロで投球術が通用するか?4位石田は選抜甲子園優勝投手。岡田は全体のバランス良く、亀井の後継者候補の外野手。代木はコントロール型の明徳のエース左腕 、花田侑樹はエースで4番、速球とフォークが魅力だ。

大勢、山田龍聖 、赤星優志辺りは大学、社会人枠でもあり、エース菅野の負担を減らし、ローテーションを形成する上でも、1年目から、即戦力として出てきて欲しいところだ!


・プロ野球ドラフト会議 2021



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"State-of-the-Art"point

"ジャイアンツのドラフト戦略と今後の打線は?"

打線を見ると、長距離砲と3割近いアベレージヒッター、クラッチヒッターが依然として、ここ数年、足りない。その二つの要素を兼備した阿部や勝負強い亀井も引退し、コーチとなった。

2019年からずっと、岡本の後ろの5番打者が不在だ。また、1番も亀井の後継者は不在だ!ここ5年のドラフトの選手で、ずっとレギュラーとして日本やジャイアンツを代表するオールスター出場可能で、日本代表クラスの選手は出ていない。

2016年の育成ドラフト5位松原、2018年のドラ1高橋優、6位戸郷がいるだろうと思うかも知れないが、得点圏打率の低さや、中5日ローテ対応に苦慮していずれも中途半端な成績で2021年は終わってしまった。結果的には、2017年のドラ2岸田行倫、3大城卓三、4北村拓己、5若林晃弘がもっとも近年でマシな補強だったかも知れないが、ジャイアンツを、日本を、代表するレギュラーか?というと、彼らはそうではないし、高卒なら10年、15年先も楽しみだが、大卒か社会人卒の選手で5年近くを経過した現在地であり、あと1、2年の間に更なる向上をしないとキャリアのピークを考えれば、伸びしろが厳しい選手たちだ。

育成出身で、.270、10本塁打超えは凄いですね?と松原を褒めるのはあまり、わからない。育成、正規ドラフトに関わらず、大谷翔平やONとまでいかないにせよ、優れた選手をジャイアンツ、プロ野球ファンは見たいのだ!そもそもジャイアンツの強い時代を知っているファンからしたら、その成績で、レギュラーになれるのが、ジャイアンツも落ちたものだ・・・と嘆きでしかない。それよりも2戦級の選手は打てるが1戦級や勝負どころで打てなかった松原やその他の選手の批判ではなく、もっとジャイアンツのレギュラーは日本を代表する成績を期待されているし、松原自身もさらなる打撃、守備、走塁の向上を目指して欲しいものだ!

亀井が抜けてから、何より、"相手に嫌がられる1番"、"リードオフマン"には、吉川も松原も現状ではなっておらず、物足りないが、2022年以降にリードオフの役割を果たせるのか?"フリースインガー"でなく、"好球必打"、"選球眼"、そして彼らに関しては.OPS、.OPSとジャイアンツのコーチは皆、同じ指導ではなく、岡本、坂本らにつなげる役割として、"出塁率"や"相手にとっていやらしい打撃"、岡本、坂本らにチャンスを演出する打撃を取り組ませる必要が本来は、あった。コーチの指導が紋切り型で、一方通行で、偏りがあり、選手に適した指導がそもそも、出来ていたのであろうのか?は大いに疑問だ。栄光の"V9"時代では、ONにつなぐ、柴田、土井、高田らがいたし、黄金時代の西武にもAKD砲の間には、石毛、辻、伊東らいやらしいバッターもいた筈だがすっかり、「皆が4番か?」、「フリースインガーの集まりか?」と勘違いしているようにしか見えない、"つなぎ"と、"主軸"の強いチーム全体での攻撃という、適材適所の歴史も伝統も感じられない2021年のチーム体制だった。

また、2021年は、補強も近年で最低レベルで大いに失敗してしまった。1番として長打、打率、走塁とハイレベルで適性を期待された梶谷が故障。井納は1軍で炎上し調整不良。中田翔は不振から抜け出せず、外国人はスモークはやはりバリバリのメジャーで力はあったが家庭の事情で退団し、前年に在籍していたクロマティのような外国人をケアする存在が結果的に不在。テムズも2軍では爆発的な成績を残したが、1軍の初出場でアキレス腱断裂。途中加入のハイネマンも、常に振り遅れ気味の鈍い打撃で、日本の野球にも適応できず、クロマティ的な外国人をケアするコーチの不足、日本人コーチやスタッフがそこを埋められなかった点も、痛感した。2021年の補強は、結果的に、近年稀に見る大失敗に終わってしまってファンを大いにガッカリさせた。

121試合で、.289、15本塁打で、チームのムードメーカーで、走塁、守備もハッスルするウィーラーを5番に定着させて岡本の負担を軽減した方が、むしろ、良かった。


2020年の主なスターティング・ラインナップ

1.松原

2.坂本

3.丸

4.岡本

5.ウィーラー

6.中田翔(中島、スモーク)

7.吉川、(若林、北村)

8.大城、(小林、炭谷)


2022年の主なスターティング・ラインナップ案の一つを大胆にしてみると、どうだろうか?

以下はオーソドックス型ではないが、得点力の低さから、打線は思い切って、強打者を前倒しするという案もありか?


1.坂本(梶谷、吉川、松原、中山、岡田、石川ら)

2.丸(坂本、若林、吉川、松原、中山、岡田、廣岡、石川ら)

3.ウォーカー(坂本、吉川、梶谷、ウィーラーら)

4.岡本

5.ウィーラー(中田翔、中島、吉川、菊田、伊藤海、秋広ら)

6.吉川(松原、若林、北村、廣岡、平間ら)

7.松原(中田翔、吉川、岡田、石川、廣岡、菊田、伊藤海、秋広ら)

8.大城(小林、岸田ら)


一番は梶谷が適性、能力としてはもっとも高いが、故障せずに1年を戦って納得の成績を残せるかどうか?だ。松原、吉川らや、また攻撃型で打力重視で、早い仕掛けで前倒しなら坂本、ウィーラー、ウォーカーらも上位の候補か。

坂本は実績もあり、相手が嫌がる選手で、2、3、5番辺りで本来は使いたいが、1番でも数字を残せる打者で、坂本に多く打順が回る事は打線としては重要だ。丸も不振が続いたが、出塁率が高い選手で、相手投手に球数を投げさせるので、亀井不在の今は尚更、1〜3番、あるいは5番辺りで本来は使いたい。6番以下だとしたら不振か、力が衰えた状態であろう。

中田は肩も良く、外野もレフトなら、守れるだろうがまずはスタメンに名を連ねる事が出来るか?は打棒の復活次第だ。ルーキーの岡田悠希は素材、バランスは良いが、プロに入ってどう適応が出来るか?

2軍で1年目3割の選球眼の良い、中山が1軍で1、2番になる適性は、ある。2022年から徐々にセカンド、ショートで使って徐々に1軍レベルに慣れさせるのはありだろう!

岡本が不動の4番ではあるが、中田翔や丸、ウォーカーらが本来は、代替も出来る位の成績を残すようだと、打線は厚みを増す!

松原は得点圏打率1割台の勝負弱さと、考えた広角なケースバッティングをする気配が2021年はなく、典型的な淡白な打撃の、”フリースインガー”だった!ただ、育成で、ドラ1ではないので足りない要素が元々あった選手なのは仕方ないが、このままでは下位打線が適性打順で、上位では粗さが目立ってしまうため、打撃では、より一層の多様性、成長がのぞまれる。

吉川は、迷わず、何と言われようが、"自分の特徴を生かしたバッティング"に徹すれば、伸びしろはあるし、守備は安定感があるので3割10本辺りをシーズンを通して、まず、超えて欲しい。ケガも多いが、本来は、もっとポテンシャルのある選手だ。

上記の打線では、吉川がある意味、キーで、3番、1番で適性があっただけに6番は本来はもったいないが年間を通して、成長出来るか?

松原は1番の期待もあるが、8、9番という打線の成績が落ちる選手の後に続く1番で2アウトだと、その回の得点期待値がすごぶる悪かったし、吉川より淡白な打撃のため、今のままでは、7、8番で、梶谷、吉川の方が1番としてのいやらしさはある。もっと80年代の"青い稲妻"松本選手が第一次長嶋政権で鍛えられたように、バントヒットや左打ち、三遊間への内野安打狙いのゴロ撃ち、大技だけでなく、小技で走力を生かしたり、岡本、坂本の前で出塁する頭を使って"チームの為になる打撃"も状況によって、見せて欲しいものだ。

ウォーカーは脚力もあるので、打率が.260以上、理想は.280以上であれば、長打力もあるので、1〜3番の上位で使いたい。

坂本、丸の30代コンビが2021年は底の成績で、復活出来るか?中田、梶谷も含めて、30代の実績ある選手の成績の復活なるか?は大きい。

また、交流戦で、ソフトバンクに勝てたのは、スモーク、岡本コンビの活躍だった事を考えても、岡本の負担を軽くするためにも、スモークの好調時のような活躍を一体、誰が出来るか?だ。

岡本、スモーク活躍時の2021年のジャイアンツの順位は、”1位”だったのだから。


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★ジャイアンツの外国人獲得状況

次に、新外国人選手獲得状況を見てみると、右の外野手アダム・ウォーカーと、中継ぎ・先発候補のマット・アンドリュースは獲得したが、ウィーラー以外の打者で3、5番を打てる打者がいるか?不安な巨人。坂本、丸も近年成績下降で、中田翔も復活できない2021年だっただけに優れた新外国人選手の獲得は順位に大いに影響を与える要素だ。

ジャイアンツの新外国人候補の一人としてリストアップされていたのが、グレゴリー・ポランコ。ホームランのツボを持っているが、打率など含め、日本で順応できるか?見極めが必要だ。

・ポランコ


ジャイアンツ獲得候補:ポランコ


ほぼ、ライトで出場。肩はまあまあだが守備は平均的で、近年は守備も衰え気味だ。

メジャーでは2021年、107試合 .208 、11本塁打、36打点、14盗塁、104三振。

1991年9月14日 (年齢 30歳)  ドミニカ共和国 サント・ドミンゴ、193 cm  100 kg

3Aでは、わずか24試合だが、.374、 9本塁打、24打点、5盗塁で、3Aレベルでは、打力が生きており、日本でクリーンアップを任せられるかどうか?

.250(.230-280) 25-35本、60-90打点くらいになれば想定内ではあるが、最終的に、ジャイアンツは獲得するのであろうか?

ポランコらの実績ある、メジャーリーガーも面白いのだが、小笠原、駒田というファームから這い上がった強打の左打者をファームのコーチに招集し、ジャイアンツに戻したという事は、秋広や、2軍でチャンスが与えられず、限られた打席ながら3割超えの伊藤海斗のような左打ちの大型のガタイの良いポテンシャルの見える選手を一人でも多く、1軍に、2022年中など、比較的早く、送り出せるか?という指導力も問われている。

ーーー

中継ぎ・先発候補

マット・アンドリュース カリフォルニア出身、190.5 cm、98kg

MLBで2021年、中継ぎで5.21、2勝3敗とイマイチで、マイナーレベルの成績。

以下、どう見ても、日本で凄い成績をおさめる期待は出来なそうだ!スカウトした理由が不明だが、平均的な頑張って、10勝前後の投手、防御率3〜4点台投手が貴重な外国人枠で欲しいのか?であれば、日本人選手の育成で良いのではないか?どこを見ているのか?底々の投手を補強した理由が、わからないが、2021年の外国人選手大補強の失敗を補う人事として、国際部長には吉村が就任した。

菅野にとっても刺激となる、グライシンガー、ガリクソンらのような15勝近くが期待出来そうな能力の高いMLB選手を何故獲得しないのか?は疑問だ。

ジャイアンツ獲得:アンドリュース


日本での想定としては、まず、テークバックが大きいため、このままでは、相当、走られるのではないか?ランナーがいる際に、クイックができるか?キャンプからまず、投げる前に、守備面、それらの対応が必要だ。

150km/h以下で、シンカーやチェンジアップ、スライダーなどがあるが、どれも特別、秀でてはおらず、ただ、先発で10勝前後、中継ぎで3から4点台程度の見込みで、あくまで、メルセデス、ビエイラ、デラロサ不調や出遅れ時に、競えるか?

先発は菅野、山口が30代で、年間を6、7人で回せるか?メルセデスもスタミナがなく、6回程度でほぼ、へばる。高橋、戸郷もスタミナ不足で9月以降、中5日にしたら1勝しかせず。相変わらず、菅野しか、計算が出来ないし、2021年はその頼みの菅野もコンディション不良があった。

ここまでで頭数も、5人で、明らかに駒不足。先発投手の勝利やイニング数の少なさは、後半の大失速の原因でもあった。

日本一のヤクルトは、奥川、高橋が台頭し、元々エースだった小川、石川が3、4戦目以降に回せるようになって、ローテーションが楽になった。

今村や畠は防御率は良いのだが、どうも、原監督の信頼が薄く、先発に定着せず、中継ぎに回された。他のチームならローテに入れて10勝位できる底力自体はある。我慢してまでは長いイニングを使わない投手には厳しい原監督らしく、すぐに替えてしまうので、中継ぎも負担が大きく、年間を通すと人数が必要になり、後半はへばって、疲弊してしまった。

斎藤、槙原、桑田らを一人前にし、宮本、香田、水野らも適性を生かして我慢の采配で育つまで使った投手出身の藤田監督とは、やはり、違うので7回2失点以下のハイクオリティスタート位でないと、先発はすぐに交替させられてしまう。

ドラ1の150キロ変速右腕、大勢、ドラフト2位の左腕、山田龍聖がストレートの勢いはあるが。まず、この2名がどう戦力になってくれて、化けるか?それぞれ、コントロールに課題はありだが、桑田、阿部コーチらの指導にも注目だ。

また、2020年のドラ1平内も最速156km/hという触れ込みだった筈だ。先発の適性、長いイニングを任せられないとの判断だとしたら、中継ぎからスタートするのか?どうするのか?

日大のドラ3のコントロールに定評の赤星、2020年のドラ1で投げっぷりの良い堀田、その他、横川、太田、直江、井納、戸田、伊藤、井上ら2軍の選手も、2022年に果たして1軍定着が出来るか?

2020年からスカウトに回り、2021年にスカウト部長に就任した水野雄仁の投手への目利きの結果はどう出るか?また、その間に獲得した野手の成績、目利きも、気になる所だ!

ストレートの力では大勢、山田、堀田、平内らが150km/hを超えるが、スタミナと、投球術を磨けるか?


そして、野手の外国人新戦力の第一弾、アダム・ウォーカー(30歳)の打撃の映像は以下だ!

Adam Walker .320 33本塁打 101打点、24盗塁:独立リーグ

ジャイアンツ獲得:アダム・ウォーカー

ジャイアンツ獲得:アダム・ウォーカー2

ジャイアンツの外野陣:

丸、松原、ウィーラー、梶谷、石川、重信、北村、八尾板、伊藤海、立岡らと争う外野の一角。

内野は坂本、岡本、吉川、中田翔、ウィーラー、廣岡、若林、中島、増田、大城、北村、香月、中山、平間、菊田、秋広らがいる。

2021年、ウォーカーは米独立リーグ「アメリカン・アソシエーション」でリーグ新記録となる33本塁打をマークするなど2年連続MVPに輝いた右の大砲。

ハングリー精神にあふれ、日本でのさらなる成長を見込んでの獲得と言われている。

ミルウォーキー生まれの右投右打の外野手で、196センチ、104キロの立派な体格から強烈なアーチを量産するスラッガーで、陽が今季限りで退団となったことで、支配下の右打ち外野手は石川のみという状況になっていただけに補強ポイントだった。

ウォーカーはジャクソンビル大で通算打率3割7分8厘を残し、12年ツインズの3巡指名でプロ入りし、マイナーでは13年から4年連続25本塁打以上をマークするなど、通算143発。

特に3Aに昇格した16年には27発でメジャーでの活躍も期待された一方で、202三振を喫するなど粗削りな面があった。

18年にナショナルズのマイナー退団後、独立リーグ「アメリカン・アソシエーション」でプレーし、2021年シーズンは「ミルウォーキー・ミルクメン」に所属。100試合に出場して同リーグ新記録の33本塁打を放った。

父は元NFLのランニングバック、いとこにはタイガースなどで活躍したダミアン・イーズリー内野手というスポーツ万能のDNAも受け継いでおり、2021年は自己最多の24盗塁と、スピードとパワーを見せただけに、まずは日本の野球に適応できるか?だ!

不安材料は、三振の多さと、日本への適応能力の可否、また、2021年の実績は素晴らしいが、メジャーでもなく、3Aでもない、独立リーグでの成績という点だ。

額面通りなら、大当たりで、ウォーカー、岡本が打線の軸となる!岡本一人では、さすがに、日本一は難しい!

優勝したオリックスも、吉田に加え、遅咲き、アダム・ウォーカーのように下積みの長い30歳の何とドラフト10位から開花した、ラオウ杉本が3割30本超えでホームラン王にもなって、打線に複数の軸が出来たのが、何より、優勝の原動力だった!

坂本、丸、梶谷、中田、ウィーラーと30代の中堅、ベテランが多いだけに、若手で秋広、中山らを筆頭に、2022ー2023年中に1軍のレギュラーを掴む戦力、新主軸も少なくとも、一人以上は欲しいところだ!

出てこい、ジャイアンツのラオウ!4番、岡本の3年連続のタイトルへの期待と共に、今後10年、ジャイアンツを支え、ファンを楽しませてくれるような、主軸の台頭を期待したいところだ!

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