Dream Japan

「侍ベースボール理論」 - The Art of Samurai Baseball


◆目次

プロローグ


チャプター2:「2番バッター」-理想の2番は誰か?


巨人は2012年に優勝したものの、当初は5連敗スタートし、特に2番打者は猫の目のように入れ替わった。主に藤村、寺内、松本、谷がつとめた。

打率順だと以下のように並ぶ。打率、打点で谷がトップだが、盗塁、犠打、四球はワーストだ。盗塁は藤村が一番多く、犠打も一位の26で二位寺内の13の倍はある。

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これだけだと藤村が総合的には優位にも見えるが、彼の欠点は出塁率が4人で最下位ということである。打率も低ければ出塁率も低かった。

完全に藤村はつなぎの2番としての役割が任されている点と、併殺打が2しかない脚力は、打たせても2アウトを容易に献上しないということを物語っているので打率などの欠点を度外視しても、スモールボールでスピード重視なら、藤村でいいようにも思える。

しかし、100試合を超えて打点10は、非常に少ないといえるし、22の谷の半分以下だ。通算533犠打のバント職人、川相昌弘選手でも、100試合出場以上で最低が19、キャリアハイが36はあった。

つまり、強打の2番を置くことが多いメジャー流のビッグボールと比べると最も打順の回る1、2番にしては得点を生み出す期待値は殆どない、あくまでクリーンアップにつなげる選手、という位置づけになっている。

では、ジャイアンツの現有戦力で誰が適任か?という問いに対して、現行のつなぎの2番でなく、メジャーに近い”攻撃的2番”を選択するならその他に以下のような候補がいるのである。


つづく・・・